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グラフの見方と感じ方

  • transactorlab
  • Mar 19, 2021
  • 2 min read

Updated: Mar 21, 2021


グラフの見方は簡単です。

基本的には右上が良い、左下が悪い です。


青い点は一枚の求人票を示す

縦軸は年間休日数

横軸は月給


よって、こうなります

  ______________________

  | 休み多・給料少    休み多・給料多 |

  |                    |

  |                    |  

  | 休み少・給料少    休み少・給料多 |


右上がいいに決まっていますよね。ただし、そういうところは競争が激しくなり、当然、採用試験で落とされるリスクも上がる。仕事上求められる能力が高いのかもしれない。逆に人気のない仕事でいつも応募者が少ないから高待遇を提示しているのかもしれない。それはよく調べてみないとわかりません。


左下がいいなんて考える人はいないでしょう。


微妙なのは左上から右下の直線上で近いところにある点のどれを取るか。

その斜め線並ぶということは時給換算すると同じになるということです。

給料は多少安くても休みが多い方を取るか、はたまたその逆を取るか。

それはその人の価値観だと思います。


もちろん、仕事の良し悪しは給料と休みの数だけで測れるものではありません。


求人票を見る目というものは相当の数をこなさないとなかなか身につかないもので、まして就活初めての高校生にはかなりハードルが高い。


そんな高校生の助けになればとの思い、このグラフを作りました。

そうしているうちに、このグラフを求人事業者の方々も必要としていることに気づきました。


グラフにすると文字や数字だけの一覧表とは違ういろいろなことを感じることができます。

「こんなに・・・な求人があるのか」「これしか、あるいは、こんなにあるのか」

「これってひどくない」とか、逆に「これってすごくない」とか

人によっては「このばらつきの大きさは何故なんだ」と考える方もおられるでしょう

また、別々の地域や業種を比べて、

「ここのは全体的に左寄り(安い)な」とか

「同じような仕事、同じような労働日数なのに、こんなに月給の差があるのはおかしくないか」とか


 採用に携われている方であれば自社の求人条件をグラフと照らし合わせてみるでしょう。

 是非そうしていただきたいものです。

 

 


 
 
 

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